
鍼灸を学ばれている皆さんへ
日々の学びや臨床実習に励んでおられることと思います。
私たち古典鍼灸研究会(付脈学会)では、『素問』『霊枢』『難経』『脈経』などの古典理論を臨床に結びつけ、診断から治療、そして予後の判断までを行えるようになることを目的とした講習会を開催しています。
とくに人迎気口診と六部定位脈診の二種類の脈診を中心に据え、古典理論と臨床を照らし合わせながら、確かな診断力と治療技術を身につけることを目指します。
また、創立八十五年にわたる経験の中から培われた豊富な疾患別治療法のノウハウのうち、とくに臨床的に重要な内容を厳選して学びます。
手技の面では、脈診はもちろん、捻鍼・散鍼の操作や、知熱灸・ 透熱灸を、基礎から丁寧に実習します。
一つひとつの技に確かな理論的裏づけを持ちながら、手から手への指導で理解を深めていきます。
古典を学び、そこに込められた臨床思想を体得することは、将来の治療家としての大きな礎となります。
皆さんのご参加を心よりお待ちしています。
古典鍼灸研究会(付脉学会)一同
